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東洋医学 五臓ゴゾウ

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2023/07/26

東洋医学の五臓(ゴゾウ)って何?

 

前回も少しお話しましたが、東洋医学には五臓(ゴゾウ)という考え方があります。

五臓とは肝・心・脾・肺・腎(かん・しん・ひ・はい・じん)の5つの臓腑のことを指します。

ですが「五臓」は、西洋医学で考える臓器と同じ役割ではありません。

 

今日は五臓が持っている役割りについて

 

肝(カン)…自律神経や情緒などをコントロールする。

全身に気をめぐらせ、精神状態を安定させる働きがあります。

血液を貯蔵する。

肝の状態は、爪にあらわれるといわれ。肝の血液が不足すると、爪にツヤがなくなり、割れやすくなると言われています。

 

心(シン)…精神・意識をコントロールする。

血を血管の中に通して、全身に運ぶ。

顔色・視線・体の動き・精神などの状態をコントロールする。

心の状態は顔に現れるといわれ、心がいいと顔色がよく、明るい表情になると言われています。

 

 

脾(ヒ)…食事を消化吸収し、気血水を作り出す臓腑。四肢や筋肉などにも影響を与えます。

血を作り出すだけでなく、血尿・血便・不正出血など、血が血管の外に漏れ出すことを防ぎます。

手足や筋肉を動かす。

脾の状態は唇にあらわれるといわれ、状態が良いと唇の色がよくなりツヤが出ると言われています。

 

肺(ハイ)…全身の気と呼吸をコントロールし、体に潤いを与える。

気を作り出し、全身に気を送くる。

気を上げたり下げたりする役割りがあります。

肺は、皮膚や皮毛と関係が深いため、外側からの邪気から体の表面を守る働きがあります。

肺が不調になると鼻水・鼻づまりなどがおきるといわれています。

 

腎(ジン)…人の成長や発育に関わりのある臓腑。

腎が不調になると、老化現象が起こりやすい。

水分の代謝をコントロールしており、尿を作り出し、排出することで体の中の水分を調節する。

腎の状態は、髪にあらわれるといわれ、腎が不足すると、抜け毛や白髪が出たり、髪の毛のツヤがなくなるといわれています。

 

 

すごく簡単に、東洋医学をよく知らない方に知ってもらいたいと思い、わかりやすい、理解しやすい物だけを書き出しました。

「肝.心.脾.肺.腎」にはまだまだいろいろ作用やいろいろな役割りがありますが、、、書ききれませんのでおいおい話していければと思います。

 

 

これらは以前、書きました、気血水という考えとも繋がってくるという事を、頭の片隅に置いといて頂ければと思います。

 

西洋医学とは違うカラダのみかたをするのも、面白く、自分の身体の状態を知ることができていいと思いますよ。

 

CHI-TOMAではその方にあった治療や、刺激量を見ながら施術する事を心がけております。

次の日にカラダが楽だと感じて頂けるよう努めております。

初めて鍼やお灸をされる方にはできるだけ、低刺激で体にしんどさが残らないようしております。

 

ご興味のある方はぜひお越しください。

お待ちしております!

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